とある田舎町に、ひとりの女の子が引っ越してきた。女の子は、ふたりの女の子に出会い、そして三人の物語が始まる…。 女の子たちが大人になっていくまでを幼児期から描いた、おかしくもせつない西原ワールドの傑作 。こんなともだちは一生できない...(2009年 映画化作品)
麻雀の「理」に対して深い造詣を抱き、大学受験のために雀荘で素人相手に荒稼ぎをしていた受験生、ひろゆき。ある日、麻雀の請負業を営む天とサシ馬勝負を行うことになる。天の麻雀下手さも手伝って勝負は終始ひろゆき有利に進むが、南4局で天が明らかにイカサマな天和九蓮宝燈をあがり逆転する。その事が縁で2人は知り合いとして付き合い始める。やがてやくざだが義侠な男、沢田と知り合ったひろゆきは代打ちの道を歩き出す。その最初の仕事の相手は、なんと天だった!!連載を開始すると同時に大人気になり、「アカギ」というスピンオフ作品の元となった福本伸行の代表作。
鳳臨グループ会長、平田隆鳳氏刺殺の容疑をかけられた史上最凶の少年工藤涯!!100名を超える警察の執拗なまでの包囲網!!無謀な突破を試みる涯を鬼警部、阿部は止められるのか!?果たして涯の運命は!?
上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押し付けられる。遠藤に誘われるままカイジは、負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保障はないというものだった。カイジは幾度となく煮え湯を飲まされながらも、土壇場でのひらめきと思考を駆使して、生き残りを賭けた勝負にその身を投じる。1996年に雑誌「ヤングマガジン」で連載を開始すると同時に大人気になった福本伸行の代表作。
とどのつまり人はみな悪・・・!」お得意の変則ギャンブルから政治の裏工作、東北の名家で繰り広げられる殺人サバイバルまで、福本伸行が描く裏社会に巣くう悪党どもの金融漫画!特筆すべきは誠京麻雀編!濃厚すぎる対局から鮮やか過ぎるラストまで、激アツです!熱い名セリフも満載!「善悪や道徳は無能な人間の最後のよりどころ惑わされることはない」「カイジ」、「アカギ」と並び称される福本伸行の代表作の一つ。
2002年12月、土木作業監督・黒沢は、自分の人生があまりにも満ち足りていないことに焦りを覚え、「人望がほしい・・!」という自らの欲求に気づく。44歳の誕生日を迎え、それを機に生き方を変えようと奮闘する。「カイジ」「銀と金」とは、またひと味違った福本ワールドがここにある。「黒沢 Ⅰ」
千葉といったら幕張! 県立幕張南高校に入学した塩田と奈良は、ちょっとヤバめの1年生。それと、やる気のない野球部マネジャー桜井美保、人数あわせで入部した叶親浩司を加え、まったく野球をしない野球部の青春劇(ギャグ)が今、幕を開ける。
あの思い出と笑いが帰ってくる!!
35歳になった。人生を70年とすると、もう半分が過ぎたわけだ。ふとそんなことを思ってしまったガメラこと西田泰宏は、未婚であること、家がないこと、貯金もないことなど「何も築いていない」現状に絶望感を抱く。自分がひっくり返ってしまったカメのような状況だと感じた彼は「変わらなきゃ」という思いだけが専攻して放浪の旅へ… ジリ貧状態に陥った西田は、全財産を宝くじにつぎこんだ。人の持つ弱さとか温かさなども描かれる。
福本伸行、初期の読切り作品。
毎晩、裏山に登ってはトランペットを吹いていた不良(ゴンタ)がいた。その音を毎晩楽しみに聴いていたみつえ。時は流れ、20年後にその音に再会する。表題作「あの人のトランペット」 他2作品
じんわりじっとり胸に熱い。福本伸行、初期の人情短編集。
昭和60年代頃より新宿・渋谷を中心に異質の雀士の噂がたった。刑事でありながらヤクザ相手の賭け麻雀を請け負い、しかも不敗だという。その天才肌の博徒を当時のプロ達は、畏敬の念をこめ秋空を一匹で舞う大ガラなとんぼにたとえた。もうあんな男はいない…その男の名は、銀ヤンマ。
東南アジア一周の冒険旅行に船で出発した渡一家は、航海の途中で事件に巻き込まれてしまい、嵐の海に投げ出されてしまった。漂流の果てにたどり着いたアフリカの大地で、洋一と真二を待つものは!! 兄弟の壮絶なサバイバルが始まる。
波乱に満ちた大冒険ロマンを描いた、高橋よしひろの代表作。